ウルトラトレイル 九重を振り返って

 先日、エクストリーム（意味：極限・極度・過激）を人生の喜びと信じている　岳人６名と九重連山全山をトレイルランニングスタイルで踏破するという。ごく一般の人からみる　狂った企画に参加させていただきました。
この狂った企画に喜んで身を捧げた６人はというと

まず、　この狂った企画を考案した　エロビスさんを隊長に、エロビスさんを敬愛するホイチさん、エヴァさん、リュウジさん、フムムさん、そして私（ウガ）です。

この九重連山との聖戦を記録するはずが！（自宅を出発後１０分して　携帯をわすれているの気づき、初めてお会いする方々を待たす訳にいかないと断念　ということで　今回は、私が保有する山写真データで　ご紹介させていただきます～（この詳細と真実を詳しく知りたい方は、エロビスさんのブログをご覧ください。）

アドレナリンが出まくりで　なかなか寝付けづに１時起床　

４月１２日（土）　早朝２：３０分に　牧の戸峠　駐車場に集合

ヘッドライトの明かりですぐに　５名を発見！　

今回の山行程は、　涌蓋山→女岳→みそこぶし山→一目山→猟師岳→合頭山→牧の戸峠

　　　　　　　　　　　　黒岩山→上泉水山→（大崩の辻）→下泉水山→長者原→指山→三股山

　　　　　　　　　　　　坊ヶつる→大戸越→平治岳→奥ゼリ→風穴→黒岳（天狗岩→高塚山→前岳

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　→高塚山）→風穴→段原→北大船→段原→大船山→立中山→鉾立峠→

　　　　　　　　　　　　白口岳→鳴子山→稲星山→中岳→天狗ヶ城→久住山→星生山→扇ヶ鼻

　　　　　　　　　　　　→岩井川岳→水掛山→牧の戸峠

　　　　　　　　　　　　　　　　は、後ろ髪引かれる思いでしたが　苦渋の決断でスルー

予定通り　３：００　涌蓋山地蔵原登山口を出発

涌蓋山（１４９９．５ｍ）

※涌蓋山から牧の戸峠　ルートは　トレイルランには最高です

そして　女岳を通過

みそこぶし山

一目山（１２８７．４ｍ）　※目の前が丘が頂上です

※一目山から直線ルートには激坂があります　

九重スキー場（休業）をとおり

猟師岳１４２３．２ｍ

合頭山１３８４

牧の戸峠にカムバック～

※この時は、誰もエクストリーム登山になろうとは知る由もなかった・・・

黒岩山１５０２．６M

泉水山（上・下）を目指します　　この尾根沿いは　足元も良く景色も最高です～

途中　大崩の辻を探すが　ルートを見つけることができず断念

ここからは　一気に　長者原まで　下ります

　補給

ここからが　九重の難関です

指山　１４４９ｍ　撃破！

次に待ち受けるは　三俣山！

三俣山　撃破

※南峰から坊ヶつるへ一気に下ります

坊ヶつるで　給水

※ここで、給水が少なく　最後半に水不足　喉の渇きとの戦いが

平治岳１６４３M　　撃破　

ここも眺めがいい～　九重には良く来ますが　ﾐﾔﾏｷﾘｼﾏの咲き乱れることは大渋滞になるのでいったことがありません

だらだらと長い　奥ゼリを通って

風穴へ

ここからが　最大の難関　余力を残して　黒岳を攻略しま～す

天狗岩　

 高塚山　

ここからは、個人的には２回目のチャレンジとなる　前岳～　いきたくないが逝くしかない

前岳

往復２時間３０分で高塚山にもどってきましたが　みんなに変化が・・・

風穴に戻ってきて　次は　第２の難関　大船山　攻略戦

心が折れるか　折れないか　ここからの登りが試練です

日も暮れ（写真は違いますから）　北大船山　難なく撃破

携帯を忘れた　私は、エヴァさんの携帯を借りて　ここで　安否報告

１２時には帰りますと父に伝える

大船山　風も無く　いい

ゆっくりする時間もないため　次の立中山を目指します

立中山　１４６４．４M　

最後の難関　鉾立峠からの白口岳　です

私の最も得意とする　コースですがとても１０分台では登れません～

白口岳　

ここに来て雨も強くなり　身体が冷えて　しかも喉がカラカラです

※全山踏破はあきらめ　セーフティーにいくことが決まり　正式には己に負けて　鳴子山はスルー

稲星山

九州最高峰　中岳　

このとき夜中１１時　　

天狗ヶ城　１７８０M

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　九重登山のメッカ　久住山撃破！

星生山　スルー～

扇ヶ鼻＆岩井川岳　スルー～

牧の戸峠に１時１０分頃　到着　山の神様　無事に帰していただき　感謝します　　

タイム　２２時間　距離５５ｋ　累計登標高５９００M　

UTSKO（祖母傾大崩）の前に　ここを制覇しなくては　

リベンジ・マッチは　２０１４夏　

そして　一番の心残りは　おからフルーツケーキを　新しい岳人仲間に　振舞えなかったこと

これさえ忘れずに持ってきていれば・・・・・・・・・