昨日(2015年7月3日)に 大好きな祖母が亡くなりました。(享年89歳)
俗世に生きる 私の祖父母の最後の ばあちゃんでした。
2年ほど前に 長男を見せに逢いに行って以来 あっておらず、近く逢いに行こうと考えていたら 急遽容態が悪化し かえらぬ人となりました。 生前にばあちゃんのひ孫になる2女を逢わせたっかたと後悔しています。
晩年は、在宅での生活は困難になり施設に6年ほど入所しての生活でした。自分の意思で人生を謳歌したかというと疑問ですが、逢いに行くと『どっこい どっこい どっこいしょ』と子どもをあやす言葉をいつも繰り返し喋っており、いつも嬉し泣きか・・・悲しくて泣くのか 涙をながしていました。
いつもニコニコ笑顔が可愛い 祖母で、叱られた記憶はほとんどありません。今振り返って考えてみると 祖母からは優しさをいっぱい受けて そして気付かぬうちに優しさを学んでいたのかな?
お通夜で ばあちゃんの顔をわすれないように目に焼き付けておこうと眺めていると
母から 昔の婆ちゃん達の苦労話や私の子ども時代などばあちゃんとの思い出が浮かび
これまでにいろんな苦楽があっただろうけど
『私の人生に悔いはないよ』と言霊が伝わってくるほど 穏やかに眠っています
人生に悔いを残さないように 生きなさい というのが ばあちゃんからの最期の教えかな
ばあちゃん 最後の死に目にあえなくて ごめんなさい そして ありがとう
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