2012年9月21日金曜日

吉原神楽

1976年に 無形民族文化財に選定された?? 南小国町を代表する 遺産です。吉原岩戸神楽は江戸時代に大分県竹田市より伝承されましたが、長らく奉納が絶えていました。明治25年頃より、神楽の師匠や面をつくる彫面師を招き、指導を受け、明治25年に吉原里楽連中の名において復活し、その後に吉原岩戸神楽となりました。
それ以来、神楽の家の長男にのみ伝えられてきましたが、現在では、小中高生などを養成して伝承に努めています。
今年は南小国町役場職員も舞いました。(今朝の熊日新聞に載っていました。)

九月十三日の両神社(小国町)、同月二十日の吉原大神宮の各祭礼に演じられる神楽です。大太鼓、小太鼓、伏鉦、笛の囃子で、三十三番の神楽が上演され、九人立、五人立、四人立、三人立、二人立、一人立などがある。曲目には、五方礼始、旋神【ずいじん】、五穀舞、神逐【かみみらい】、八雲払、誓約、綱母【つなはは】、庭火、柴曳、荒神、返拝、武者、神使【かみつかい】、綱武【つなたけ】、天皇遣【てんこうけん】、降臨、綱口【つなのくち】、柴入、手散米【てさんまい】、華、岩戸舞、劔【つるぎ】、魔払、地割、平国【つなのくも】、天注連【てんのしめ】、乱始、太平楽、舞人、神開【かみびらき】、貴見城、岩戸開、大神【だいじん】があります。

私自身も 名前は知っていましたが、3年前に初めて吉原神楽を 観て以来 毎年 通っています。もちろん 志もつつんで、子ども達を抱いていただいています。

 鳥居の前で記念写真

 既に沢山の人が見に来ています。

 
この吉原という集落は25戸くらいの小さい集落です。大人から子どもまでみんなで、この祭りの為にたくさんの練習を積んで、この伝統芸能を守っています。本当 感謝しずっと守っていってほしいですし、できる限り応援して行こうと思っています。









 以前は33座全部 舞っていたそうですが、今は 数座舞って お祭りを終えているそうです。全部舞うと相当時間がかかるそうです。先代の方々は元気良すぎですね。

 初めての吉原神楽に7ヶ月の子どもには恐ろしくはないのかな

 この神楽の恐ろしさを知っている娘は、下でずっと隠れています。 何とかだましてここまでつれてきましたが・・風邪をひいているのでそっとしといてあげます。
恐ろしくて 泣き出しました。このあと 神楽の近くまで何とか連れて行き、榊のひっぱりあいっこをさせました。しかし、この後は放心状態で 風邪が悪化し寝込んでしまいました。蒼ちゃんゴメン



今年も 吉原の皆様 ありがとうございました。来年も来ます。

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